就労移行支援施設すずかぜ

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受付時間:平日・土曜 9:00~18:00

活動日誌 (page 1 of 5)

豊かな言葉㉔「言葉の妙」

古代では、

<ことばに宿ると信じられた霊力がある>

<発せられたことばには内容どおりの状態を実現する力がある>

と信じられていたようです。

また、万葉集に

「しき島の やまとの国に言霊(ことだま)の たすくる国ぞ まさしくありこそ」

とあるように、

ことばには霊が宿っており、その霊の持つ力が実現すると日本人は考えていたのです。

 

先日、ある新聞にこんな興味深い内容の記事がありました。

 

【あなたなら、どちらの言葉が心に響くだろうか?】

A, 『ウソをつかないで』

B, 『ウソつきにならないで』

心理学の実験をしたところ、Aはウソが減る効果がほとんどなかったが、

Bは激減したという。

行動より人格のことを言われたほうが身が引き締まるようだ。

『裏切らないで』より『裏切者にならないで』

『私の状況を理解して』より『私の良き理解者になって』

 

なるほどと思いました。

行動より人格を励ます言葉。

まさに「言葉の妙」に触れた気がします。

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施設長・講師 大城 豊

 

 

 

5/27(月) 「睡眠について」

今日の大城先生の講義は

「あなたは何のためにすずかぜに通っていますか?」

「毎日の睡眠について」

でした。

利用者さんが毎日 元気にすずかぜに通えるように、睡眠の取り方の見直しをしました。

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豊かな言葉㉓「あなたは喜ぶために生まれてきた」

元号が「令和」に変わって、何か新年を迎えたような気持ちでいますが、

皆様はいかがお感じでいらっしゃいますでしょうか?

 

サラ・ヤングという著名な学者が書いた「わたしはいつもあなたとともに」の本の中に

「あなたは喜ぶために生まれてきた」

という言葉があります。

これが本当だとしたら ‘‘生きる’’ことはとても素晴らしいことですね。

 

「わたしは亡くなった友のために生きると決めました。」

5年前、韓国で大きな海難事故がありましたよね。

セウォル号の事故で救助された数少ない生存者のひとり チャン・エジンさん(当時高校2年生)の言葉です。

この5年間、彼女は自分だけが助かったことの苦しみを抱えて生きてきたそうですが、

時が経ち、今は救急救命士になるための学びをしているそうです。

 

当事者でない私に言うことが許されるなら、彼女の言葉を聞いて思うことは

「どのような経験も喜びに向けてはじめて意味を持つ」

ということです。

福祉の仕事をしていつも思うことがあります。

「なぜ この子がこんな境遇に生まれてきたのか」です。

誰一人として、不幸になるためにこの世に生まれてきた人はいないはずです。

福祉事業に従事する者は考えるのです。

「福祉は人々を幸せに、喜びに導くためにある」

これが根底にあって頑張れるのです。

 

福祉の第一人者であられる阿部志郎先生が、著書の中で

「福祉は平和に向かってはじめて意味を持つ」

と語られていたのを思い出します。

一人でも多くの障がい者の方が喜ぶために・・・

就労移行支援施設すずかぜ

施設長・講師 大城 豊

豊かな言葉㉒「アンガーマネジメント」

「イライラする子供たち」をテーマにした新聞の記事に、次のようなアンケート結果が載っていました。

 

学校生活の中でイライラした子供が多いと感じますか?

イライラした子供はいないと感じた 4.1%

イライラした子供は多いと感じた 40.5%

イライラした子供はいるが、多いとは感じていない 55.3%

(四捨五入のため100%にはならない)

小中学校で担任を持っていた先生 412人を対象にしたアンケート結果です。

 

この結果によると、実に95.8%の子供たちが何らかのイライラ感を抱いて学校生活を送っているようです。

似たような結果は大人の社会でもあると推察されます。

 

我が国では、政府主導で急速に多様化を進めようとしています。

多様化の中味とは、性別・年齢・国籍などに関係なく、様々な人が活躍できる社会のことです。

社会として多様化が進むことは、多くの人に優しくなるということなのでとても歓迎できることなのですが、

一方、多くの人が無意識のうちにその変化についていくのが難しいと感じているのではないでしょうか?

 

これまでの日本は良くも悪くも多くの人が共有できる社会としての共通の価値観がありました。

例えば、働くということで言えば、終身雇用・年功序列などがその典型でしょう。

ところが今は、働き方改革という号令の下に、

どのように働いてもいい、自分の価値観や都合で好きに働こうと

真逆とも言えるような働き方が許されるような状況が勧められています。

自分の隣には、自分とは違う価値観、違う文化的背景の人が働いているのが当たり前になるということです。

 

怒りの感情は簡単に言ってしまえば、自分と価値観の違う場面に出合った時に生まれます。

社会で多様化が進むということは、自分と違う価値観に出合う場面が増えるということです。

 

アンガーマネジメントがができるようになると、自分と違う価値観、様々な価値観に対して寛容度が上がり、

それらを受け入れることが容易にできるようになります。

そうなれば、職場にコミュニティーが、

あるいは施設等々い自分とは違う価値観の人がいたとしても受け入れることができ、

その人たちと仲良く、居心地よく一緒にいられるようになります。

誰だって、自分の側にいる人と仲良く過ごしたいと思っているでしょう。

 

一流のスポーツ選手の間にも、良い成績を残すため アンガーマネジメントを取り入れている人が増えていると聞きます。

アンガーマネジメントは私たちの取り組むべき喫緊の課題と言えます。

怒りは高いほうから低いほうへと流れやすいのが特徴です。

自分の中で沸き起こる怒りの連鎖を断ち切るためにも、

多くの人に「アンガーマネジメント」を学んでほしいと思っています。

就労移行支援施設すずかぜ

施設長・講師 大城 豊

 

 

 

 

CBT(Cognitive Behavioraol Therapy)「令和」

今回のCBTは新元号の「令和」にちなんだお話しでした。

 

「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして

気淑(きよ)く 風(かぜ)和(やわ)らぎ

梅(うめ)は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き

蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」

 

~春の初めの良い月に

さわやかな風が柔らかく吹いている

その中で梅の花が、美しい女性が鏡の前でおしろいをつけているかのように

白く美しく咲き

宴席は高貴な人が身につける 香り袋の香りのように薫っている

 

「令和」には

人々が美しく心を寄せ合う中で、新しい文化、新しい時代を切り開いていく

という思いが込められているとのことです。

 

CBT

 

すずかぜの仲間同士も、相手にいたわりの心を持ち

寄せ合っていくことの大切さを学びしました。

 

 

お花見に行きました♪

すずかぜの利用者さんとスタッフの交流を目的にみんなでお花見に行きました。

お花見2

場所は「上千葉砂原公園」 満開の桜の下で、用意した飲み物とお菓子を食べながらの談笑!(^^)!

お花見1

いつも仲の良い利用者さんたちの笑顔に桜がいちだんと綺麗に見えました(^^)v

お花見3

童心に帰って、遊具で遊んでいる人もいましたよ!

豊かな言葉㉑「新しい幕開け(何か行動したい)」

前回のコラムで「圧倒的なアパシー(諦め)」という言葉を使いました。

わたしはその中で取り上げたあの「白紙の答案用紙に下手なルフィの絵を描くしかなかった子」のことがどうしても忘れられません。

理屈では分かっているつもりでも、言葉では語ることができても、

あの子の現実(圧倒的な諦め感)に対して誰がどのようにして関わっていくのだろうという事実を突きつけられたとき、

今更ですが、理屈や理想を語るだけでは追いつかない子どもたちの空白に少しでも向き合おうとする存在が必要だと思い始めています。

障害福祉の分野でも例外ではなくなおさらです。

何とかこの若者たちを社会に出してやりたい、

具体的に何をすべきかをしっかり見極め、少しずつ形にしていきたいと思います。

少なくともこの法人(具体的には”すずかぜ”や”もなか”)に関わるひとりひとりとそんな気持ちで関係を築いていけたら素晴らしいと思います。

 

先週、国連が発表した世界の国々の幸福度ランキング(2018年度)で、

日本は北欧(フィンランド、デンマーク…)の国々に比べ、恥ずかしい現状が浮ぼりになりました。

156ヵ国を対象に行った調査で、日本はまさかの51位でした。

このランキングは「社会支援」「自由」「寛容さ」「経済」などの要素を基準にランク化されたものです。

しかし、この国の福祉行政は障がい者関連の予算の削減をはじめ、障がい者に対する考え方そのものが世界の潮流に逆行する方向にあることは間違いありません。

 

「国の品位は社会的弱者がどう扱われているかである」—  ルソー

 

この言葉の重みを噛みしめたいと思います。

 

平成ももうすぐ終わろうとしています。

振り返って、日本国民が温かい気持ちと平和な思い・幸福な思いを感じられる新しい時代の幕開けとなりますように願っています。

 

就労移行支援施設すずかぜ

施設長・講師 大城 豊

豊かな言葉⑳「ぜんぜん似ていないルフィー(私の反省)」

先日、私の教えている看護大学で、ある記者の書いた記事を学生たちに紹介しました。

 

《ある大学で開かれた教育関係者向けのシンポジウムで、ひとりの教育社会学者が自分の研究成果を発表した。

県内の小学校の協力を得て、朝食摂取率と学力の相関を調べたものだった。(中略)

発表の中で、この研究者はテストでの『無回答』の多さを取り上げ、

データ対象とした小学生1人の白紙の回答用紙を紹介した。

そして『回答欄には何も書かず、隅っこの余白にルフィー(漫画ワンピースのキャラクター)を描いているんですよ。

しかも、これがぜんぜん似ていないんだ。』と笑ったのだった。

回答用紙にヘタクソな漫画を描かざるを得なかった子どもの気持ちを、

少しでも想像できなかったのだろうか?

私は取材で出会った子どもが『テストは意味わからんし、落書きして時間をつぶしている』

と話したときの顔を思い浮かべ怒りに震えた。

年代や地域から同一の子どもでないことは明らかであり、同じような子どもが少なからずいるということ、

それを自分の業績に使いながら、嘲笑する研究者がいることに暗たんたる思いだった。

真っ白な答案用紙の余白に描かれた『ぜんぜん似ていないルフィー』

が示す圧倒的なアパシー(諦め、意欲の欠如)こそが、学力問題、子どもの貧困問題を読み解くためのカギである。

そこに気づかないままの『学力向上対策』や『学習支援』は子どもには届かない。

おとな側のマインドが新たな排除を生み出している現状に手をつけないままの『支援』では、

子どもの貧困は解決しない。》

 

自分はそうでないつもりでいても、結果的に『ぜんぜん似ていないルフィー』を笑う側にいる自分に気づいたとき、

言いようのない後悔の念に襲われました。

福祉の世界でも、都などの研修会に参加する中でも似たような話に驚くことがありました。

 

これまで何度、私は利用者(弱い立場の人々)の「空白」を笑ってきただろう。

これまで何度、利用者(苦しみを抱えている人々)の諦めを利用してきたことだろう。

私は、『ぜんぜん似ていないルフィー』をもっと真剣に探して、

その意味に向き合わなくてはいけない と感じています。

就労移行支援施設すずかぜ

施設長・講師 大城 

 

 

 

 

豊かな言葉⑲「果樹園の主(あるじ)」

先だって、ある果樹園のご主人と話をする機会がありました。
と言うのも、雑誌で“日本のアボカド栽培が成功するかもしれない”という記事を読みチャレンジしているその人に会ってみたいと思ったからです。
このような特集が組まれるのも、もともとアボカドの産地がメキシコ等の熱帯地方のもので、冬の寒さが厳しい日本での栽培には適さないとされてきたこともあるからなのでしょう。
最近では、アボカド料理が色々な所で嗜まれるようになり、日本でも栽培にチャレンジする人が増えているようです。
そこで、その果樹園のご主人が次のようなことを話して下さいました。

①木にもそれぞれ「性格」があってね、農園の「木」をひとまとめに見ていると、木は絶対に答えてくれないんだよ。
つまり、実を実らせない。
一本一本に語りかけて木肌に触れてあげる。
そして呼吸を感じるように見つめてあげるとね、その鼓動が伝わってくるし、木の声が伝わってくるんだよ。
木との対話だね…。

②木の幹に傷をつける。
そうすると、その傷を治そうと自分の治癒能力を最大限に活用して強い木に育っていくんだよ。
でも、毎年同じことをやっていると木もそれに慣れて「どうせ嘘だろう」と怠け始める。
弱くなるんだよね。
だから、傷をつけるのも不規則にした方がいい。
そこは騙しあいだね(笑)

③死ぬ前の木はたくさん花を咲かせて、実をならすんだよ。
素人はたくさん実がなると喜ぶけど、そんな木はだいたいその翌年に死んでしまう。
わたしはそんな経験をたくさんしてきたからね。
喜んでいる人をわざわざがっかりさせることもないから言わないけどね。
木も自分の死期を薄々気づいていて、子孫を残そうとたくさん実を実られるんだよね。
自然の摂理だね。

④わたしは戦争孤児でね。
両親も兄弟も目の前で全員死んでしまった。
親のいない子の気もち、一人ぼっちの寂しさ、生きる辛さは知っているつもりだよ。
子供に関する事業で困ったらいつでも来なさい。
わたしも何か手伝えるかもしれないから。

ひょんなことから興味を持った“アボカド”があたえてくれた出会いでした。
この出会いをどのように発展させていくかは、もちろん わたしたち次第ですね。

 

ちゃんと実が結べますように…。

就労移行支援施設すずかぜ

施設長・講師 大城 

作業内容アップ↗

作業訓練(就労移行支援)と工賃作業(B型)として

キューピー人形作製をしていますが、

最近 作業に携わる利用者さんたちの

作業効率アップとともに

キューピーちゃんが成長しました❗

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