就労移行支援施設すずかぜ

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(葛飾区 亀有)03-6231-2055

受付時間:平日・土曜 9:00~18:00

活動日誌 (page 1 of 3)

豊かな言葉⑩ 「時間という命」

「人間は、自分が死ぬということを知っている生きものである」(ハイデガー、哲学者)

 

私は長年教育現場で働いてきました。

そして、今は【就労移行支援施設すずかぜ】で、障がい(知的、精神的、軽度の身体的)と向き合って将来を切り開こうとしている若者たちと過ごしています。

私は、よく若者たちにこう問いかけます。

 

「命はどこにあると思う?」

 

そうすると、“心臓”の辺りを指したり、“脳みそ”と答えたりします。

 

「心臓は身体を動かすために働いているポンプのようなものに過ぎないよ。

脳みそは身体に指令を出す所なんだよ。

そして、命というのは、人間が“使える時間”の中にあるんだよ。」

と伝えています。

生と死は切り離すことのできない一続きのもの、いや 同じものと言っていいと思います。

そして、地上での時間が終わった時、生きてきた時間のうち人のために使った時間が多いか、自分だけのために使った時間が多いかをはかって、人のために使ったほうが多かった人がより幸せになるんだよ!

と教えています。

 

私たちは死ぬことから逃れられないし、逃れなくてもいい。

死だけを凝視するのではなく、目を背けるのでもなく、ただただ今 生きている自分の命を輝かせていくこと。

そして、生と死に挟まれた部分が、目には見えないけれども確かに存在する”命“、”エネルギー“です。

 

私は語り続けます。

君たちが何らかの形で一人立ちしたら、その時こそ、まわりの誰かのために君の時間を使いなさい。

そして、この世で1番の幸せ者になろうね!と。

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施設長・講師 大城 

豊かな言葉⑨ 「花を咲かせる心」

June bride(ジューンブライド)

電車の吊り広告で女性向けの週刊誌のキャッチコピーとして使われることが多いので、知っている方もおられるかと思います。

日本では、6月は蒸し暑い梅雨の時期にあたりますので良いイメージはありませんが、ヨーロッパでは花の種類が多いこの時期に結婚式を挙げるカップルが多いようです。

 

アメリカ留学中、私は英語で苦労していました。

何もかも投げ捨てて日本に帰ろうかと思う日が続き、担当の教授に相談に行きました。

帰り際に、先生は私に短い詩をくださいました。

その詩の冒頭の一行、それが

「置かれたところで咲きなさい」

という言葉でした。

夢を持って私がアメリカに渡った頃は日本人留学生の数も現在のように多くありませんでした。

想定外の日々の生活の数々、特に言葉の壁に四苦八苦している私を見るに見かねてくださったのでしょう。

いただいた詩は、続けてこう書かれていました。

「それは、自分が笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすることによって自分がここに植えられたことに間違いはなかったと証明することなのです」

と。

 

私は変わりました。

担当教授との面談で勉強が急に楽になったわけではありませんが、苦しくても頑張ろうという気持ちになったのです。

苦しくて放り出しそうになった時、勇気を出して積極的に担当教授やクラスメートに近づいて教えてもらうように努めました。

“置かれたところ”は、人それぞれ違います。

不利な境遇であったり、体の障がいであったり、精神の障がいであったり、“役立たず”と思われ片隅に追いやられることさえあるかもしれません。

しかし、どんなところに置かれても咲く心を持ち続けたいものです。

その時、道が開けてくる。

その度に、私たちの人生に“花を咲かせる心”が育つような気がします。

*追記

「置かれたところで咲きなさい」という詩はとても有名な詩で、私と同じような体験をされた方が本を出されていますのでご紹介したいと思います。

「置かれた場所で咲きなさい」 著:渡辺和子 幻冬舎

 

 

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施設長・講師 大城 

豊かな言葉⑧ 「マインドフルネス エクササイズ」

私たちは騒音や雑多な情報・活動で満たされている洪水の中で生活しています。

朝 目覚めるとすぐ洗面をします。

食事をしながらテレビのニュースを見、着替えながら歯を磨き、車の中ではラジオの交通情報を聞き、その後 職場で幾多の仕事をこなさなければなりません。

一日が終わって家に帰れば、スマホでゲームをしたり、テレビで好きなスポーツ番組やバラエティー番組などを見ながら夜を過ごして、日付が変わる頃 床につく生活をしている人が少なくありません。

 

フランスの哲学者のブレーズ・パスカルは、

「すべての不幸は、部屋にひとりで静かに座っていられないことに由来している。」

と書いています。

パスカルの言うとおりです。

たとい短い間でも、日々の生活の中で沈黙することの大切さを見失っていることが原因で、人生の宝を見失っている人々が多いのです。

一定の時間、ひとつの事に集中していられなければ、目標を達成したり、夢を実現したり、人生のプロセスを楽しんだりできない場合が多いばかりか、

些細な考えや心配ごとに悩まされない余裕も生まれません。

 

マインドフルネス エクササイズ(瞑想~めいそう~)を継続することで、しばらくすると人生が変わり始めます。

瞑想は、山の中で座禅を組んでいる修行僧が行うようなものとは違います。

1日20分程度の瞑想

《椅子に座り、目を閉じて、静かにひたすら自分の鼻を出入りする息に意識を集中させるエクササイズ》

で得られた心の安らぎと落ち着きは、1日の1分1分にじっくりとしみ込みます。

人間関係でもっと忍耐強くなり、職場ではもっと穏やかになり、集中力がつくので仕事の成果も上がります。

 

「NPO法人めぐみの」の中の就労移行施設やB型施設では、今 若い人たちの注目を集めているマンイドフルネスを、毎朝の始めと午後 帰途につく前に15~20分程度行って成果を上げています。

この心の訓練のパワーを見逃す手はありません。

 

就労移行支援施設すずかぜ

施設長・講師 大城 

豊かな言葉⑦ 「反面教師(?)」

私が住んでいる町の小さな教会の掲示板には、教会らしからぬ(?)投稿が張り出される事があり、道行く人々が足を止めて読んでいる姿をよく見かけます。

先日、こんな文がありましたのでご紹介します。

「道徳の授業が必要なのは

教室より霞ヶ関です。

嘘つき、改ざん、罵詈雑言(ばりぞうごん)

大人が子供に学びましょう。」

思わず、その通り!と思ってしまいました。

道徳が今年から他の科目と同じように、5段階で評価されるようです。

道徳心は心の問題です。

一体どうやって子供たちの心の動きを評価するのでしょうか。

これらは、文科省の肝入りで進めてきたカリキュラムです。

文科省は今、森友・加計問題で揺れています。

学校現場の先生方はどう子供たちに教えるのでしょうか?

「文科省のおじさんたちのような嘘はいけません。

仕事を辞めさせられます。」

と教えるのでしょうか?

きっと頭を抱えているでしょう。

 

私にも三人の息子がいますが、一人前の人間に育てることは本当に大変な事業です。

ちなみに、文科省の道徳の副教本にこんなことが書いてありました。

「子供は言葉で教えた通りには育ちません。

大人の後ろ姿を見て、その通りに成長します。」

 

“反面教師”という言葉があります。

願わくは子供たちが世の中の様々な矛盾に負けることなく、

まっとうに、強く正しく成長することを祈るのみです。

就労移行支援施設すずかぜ

施設長・講師 大城 

 

 

 

豊かな言葉⑥ 「どんなストーリーを描きますか?」

福祉の働きは相手を「信じる」ことから始まると聞いたことがあります。

理不尽さを感じることがあっても、私たちが福祉を続ける理由はそこに意味があるからです。

 

ご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、3月5日の報道ステーションで、

パラスノーボーダーの成田緑夢(ぐりむ)さんが出演されていました。

緑夢さんの考え方や生き方について松岡修造さんが次のようにコメントしておられました。

 

「パラリンピックには色々な人生のストーリーを背負った選手が参加します。

勝ち負けの人生から勇気をもらうのではなく、

その人生のストーリーから夢や希望をもらうことができれば

どんなに素晴らしいことでしょう。」

 

とても感動しました。

 

どんな人もそれぞれのストーリーを歩んでいて、

他の誰も”わたし(その人)の人生”の主人公にはなれない。

“わたし”以外の人はすべて脇役。

主人公である”わたし”がどう生きるのかをそれぞれの人生で問われている。

現実にどう向き合い、取り組んでいくかが大切で、

そんな”わたし”の姿が他の誰かに勇気を与えることができるなら、

これほど素晴らしいことはない。

 

と言っているように思いました。

わたし達一人ひとりに背負わされている境遇(人生)に、

「なぜ?」「どうして?」と問うのではなく、

人生がわたし達に「あなたはどうするのか?」と問いかけてくるのですね。

 

様々な人生のストーリーが交わる交差点で、

笑顔や勇気が生まれるために障がい者の施設が存在するのだとしたら、

障がい者支援の現場で働く者たちは、笑顔や勇気が生まれるために働いているのです。

まさに「すずかぜ」いえ「めぐみの」はそんな場所だと思っています。

 

就労移行支援施設すずかぜ

施設長・講師 大城 

 

 

 

 

 

マインドフルネス体験談

今日はマインドフルネスを体験した利用者さんの声をお届けします❗

 

私たち人間は、普段「靴」と言う物を履いて生活しています。

人によって履く靴は、用途によってさまざまなちがいがあります。

又、同じ用途でもメーカーによってちがいがあります。

履き心地も違います。

私は、マインドフルネス瞑想をやっていますが、その時に先生に 靴を履いた瞑想をやって見ればどうか と言われました。

一歩一歩歩くごとに足に伝わる触覚が違います。

道のどこを歩くかによっても違ってきます。

つまりマインドフルネスとは、何か一つの事に集中しつづけることに より鋭い集中力と忍耐力を養うことができます。

だから私は幸せです。

 

*こちらは、利用者さん自ら体験談を書いてくれました。

利用者さん了承のもと、原文のまま掲載します。

文中にあります「先生」は、当施設の施設長・講師の大城先生のことです。

 

お花見に行きました!

今日3月27日㈫は上千葉砂原公園にお花見に出かけました。

初夏の暑さを感じる良いお天気に恵まれ、綺麗な桜を見ることが出来ました。

午前中はみんなで昼食の手作りです。

コッペパンに焼いたウィンナーやポテトサラダ、チーズやコロッケを挟んで・・・

公園には、近くの保育園児やママさん仲間達もお花見をしていました。

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桜の木の下が取れないほどの人出でした。 公園内にはポニーや小鳥とのふれあいや、本物の機関車があって利用者さんも満足していました。

昼食後は、ゲームをして楽しく過ごしました。

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豊かな言葉⑤ 「一人ひとりの命」

神奈川県相模原市で起こったショッキングな事件を覚えておられるでしょうか?

津久井やまゆり園で重度の障がい者19名が殺害され、27名が重軽傷を負わされるといった悪夢のような事件が起こり、日本中を震撼させました。

犯人 植村聖は警察への供述で「障がい者はいらない。意味がない。障がい者は周りを不幸にする。保護者の同意を得て安楽死させる社会にして欲しい。」と言ったといいます。

 

この世の中に意味のない命があるでしょうか?

価値の高さや低さで人の命が測られるような世界になったら、それこそ、ナチスドイツのヒットラーが行った”ユダヤ人虐殺”の再来であります。

人や民族それぞれの経験や歴史から作られる価値観も高い低いで測られるものではありません。

個人や民族の違った意見や肌の色を認めることができれば、この地球が丸い意味がほんの少し見えてくるのかなぁと思います。

いろんな意見や様々な違いはあっても、やっぱり一人ひとりの命は意味のある存在、目的をもって『生かされている存在』だと信じたいですね。

 

シンガーソングライターの中島みゆきさんの「糸」という曲のフレーズにこのような文言があります。

なぜ 生きてゆくのかを 迷った日の跡の ささくれ

夢 追いかけて 転んだ日の跡の ささくれ

こんな糸が なんになるの 心許なくて ふるえたかぜの中

縦の糸はあなた 横の糸はわたし

織りなす布は いつか誰かの 傷をかばうかもしれない

 

中島みゆきさんは人を「糸」になぞれえています。

一人ひとりの存在の意味は、可能性を含めて限りなく広く、高く、そして深いものでひとつひとつの命の価値に差はない。

みゆきさんが言っている縦の糸、横の糸は一人ひとりの命。

誰かと誰かの出会いが他の誰かの役に立ち、民族と民族の共存がより大きなものを作りあげることができれば、それは何より意味のあることではないかと思います。

 

 

就労移行支援施設すずかぜ

施設長・講師 大城 

 

 

2月のすずかぜ会

 

 

月に一回開催する「すずかぜ会」イベント、

今回はフラワーベース制作に挑戦!

みんながそれぞれ持ちよったガラス瓶に
好きな色の紙粘土を巻き付け、
その上にビーズやボタン、スパンコール、はたまたマカロニ等、
想像の翼を拡げて自由自在に張り付けていきます。
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プラス、アクリル絵の具で絵を描く利用者も・・。
2、3日乾かしたら、艶だしニスを吹き付けて完成。
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世界にたったひとつだけのオリジナル作品です!!

春の気配が・・・

三寒四温と言いますが、寒くなったり暖かくなったり、何より花粉が飛び始めて体調の優れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。個人的にも(指導員N)つらい季節ですが、何とか頑張っている今日この頃です。

さて、そんな季節ですが、すずかぜでは嬉しいことが続きました。2月上旬に体験実習を経験したN様の3月からのご利用が決まり、今日また体験のT様がみえています。他にも見学、体験申し込みが続き、新しい仲間のおかげで利用者様も職員もフレッシュな気持ちを頂きました!

 

就労に意欲のある方、こんな「すずかぜ」を一度のぞきに来てみませんか?

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